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新潮新書
近代建築そもそも講義
藤森照信 大和ハウス工業総合技術研究所
新潮社
2019/10/20
9784106108334

Status Information

Detail

Jpn. or Foreign
和書
Registration No. 010043581
Title 近代建築そもそも講義
Author 藤森照信 大和ハウス工業総合技術研究所
Classification 1
N1511 日本建築史
Publisher 新潮社
Date of Pub. 2019/10/20
Page 245p
Size 18cm
ISBN 9784106108334
Location Code
01 一般書架コーナ
Subjects 日本の近代建築が直面した最初の難題は「脱ぐか否か」だった。一八五七年、米国総領事ハリスは江戸城登城を許される。土足のハリスを迎えたのは畳に敷かれた錦の布と、その上で草履を履いた将軍家定。以降、公的な場は「脱がない(土足)」が原則となる―。「和」の建築は「洋」をどう受け入れてきたか。銀座煉瓦街計画、国産大理石競争、奇妙でアヤシイ洋館群、日本に溺れた英国人教授等、建築探偵・藤森教授が語る全68話。(帯より)
Contents Note 1 第1講 明治政府が捨て置けなかった大問題
Contents Note 2 江戸以来の水道を“鉄管”に/初の下水<神田下水>に潜ってみると/公衆衛生の父とコレラ菌/142年で6回焼けた“湯浅商店”/日本独自の“路線防災”/積み立て滞納には、建築警察が/江戸以来の家を「もっと明るく」/障子にガラスを足してみる/「猫間障子」「雪見障子」「硝子入り障子」
Contents Note 3 第2講 天皇の行く先々に洋館出現
Contents Note 4 旧大名たちが建てた小さな“洋”/100%洋風となった<明治宮殿>/<岩崎邸>の洋館はどう使われたか/和洋併置式から中廊下式へ/大量につくられた<サツキとメイの家>/わが家の接客空間を振り返ると
Contents Note 5 第3講 突如現れたスリッパ問題
Contents Note 6 スリッパという鵺的履物/将軍と総領事ハリスの土足対決/靴を脱ぐのは失礼なのか/「足洗い場」「下駄箱」が語ること/福沢諭吉、スリッパを解説/シンデレラの靴も“スリッパー”
Contents Note 1 第4講 銀座煉瓦街計画と謎の技術者
Contents Note 2 井上馨がぶち上げた銀座煉瓦街計画/御雇外国人建築家の正体/ウォートルス三兄弟の軌跡/フランス積か、イギリス積か/煉瓦職人のこだわり「カエル股」
Contents Note 3 第5講 国産大理石はどこにある
Contents Note 4 どこかヘンな<尚古集成館>石造工場/古代ローマの秘儀、アーチ/なぜ<眼鏡橋>と<通潤橋>だけが/首都圏を支えたノコギリ山/<日本銀行本店>をどの石で建てるか/石工たちの恐るべき反乱/赤坂宿の石/純国産の<国会議事堂>、イタリア産の<住友本店>
Contents Note 5 第6講 日本で花開いたコロニアル建築
Contents Note 6 北海道開拓はアメリカに倣う/<札幌時計台>に使えなかったもの/最高のアメリカ式木造建築<豊平館>/渡米の板張り、伝統の板張り イギリスの田舎ダンデンの町並み/ヴェランダ・コロニアル建築/鹿児島<異人館>それはなぜ正方形か“死の商人”<旧グラバー邸>/フランス窓に付きものは/見当たらない台所の謎
Contents Note 1 第7講 乱立する奇妙な洋館群
Contents Note 2 <フランス海軍病院>にナマコ壁/まるで天守閣の<第一国立銀行>/擬洋風官庁の誕生/擬洋風建築の3スタイル/漆喰擬洋風、出現/龍と天使、唐破風の<開智学校>/「建物を壮大に作るのが一番いい」/土木県令、三島通康/<尾山神社>の不思議な門
Contents Note 3 第8講 コンドル教授が育てた4人の建築家
Contents Note 4 本格的西洋館の原則/ドリス式の柱頭飾りは/イオニア式に見る呪術性/コリント式の自然信仰/一流建築家ボァンヴィル/英国人教授の溺れるような日本愛/なぜ<鹿鳴館>に椰子とイスラム風が/インドのイスラム建築<国立博物館>/辰野金吾が開く日本の建築界/<東京駅>を新時代のシンボルに/妻木頼黄の<国会議事堂><日本橋>/佐立七次郎の本格的西洋館/彰義隊生き残りの建築家/北京に<旧日本公使館>を/欧州宮殿様式最後の華<赤坂離宮>
Contents Note 5 おわりに―<江戸東京たてもの園>への招待